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2025/08/19 16:23

自立を助ける「座りケア」ーうまい具合の「座り」の見極めー

自立を助ける「座りケア」ーうまい具合の「座り」の見極め

第46回Fine介護研究会 

自立を助ける「座りケア」 ―うまい具合の「座り」の見極め

【日時】令和7年9月24日(水)18:30〜20:00

【会場】オンライン(Zoom会議システム)

【講師】

吉川 和徳(理学療法士)

一般社団法人 福祉用具活用センター理事長、歩きと座りの相談室アドバイザー。東京都板橋区職員、「ふつうのくらし研究所」開設(2016年株式会社化)、NPO法人日本シーティング・コンサルタント協会設立を経て、2017年より現職。日本社会事業大学大学院博士前期課程修了、修士(社会福祉学)。

山田 雅子(看護師・保健師/地域看護専門看護師)

聖路加国際大学大学院教授、看護リカレント教育部長。聖路加国際病院、セコム在宅医療システム㈱、セコメディック病院、厚生労働省を経て、2007年より現職。一般社団法人日本在宅看護学会理事長。聖路加看護大学大学院博士前期課程修了、修士(看護学)。

【概要】

「お尻や腰の痛みを訴え、辛そうにしている」

「身体が傾いたり、ずり落ちてきたりする」

「車いすへの移乗動作(介助)が大変(介助者の腰痛)」

   起き上がることができる療養者は、活動時間の多くを座って過ごしています。また廃用防止のために「できるだけ座っていましょう」と家族や支援者が働きかけることもしばしばみられます。「座り」は身近なことである一方、上記のような課題にもよく遭遇します。

   「座り」を適切にケアすることは、療養者の「活動と参加」を保障し、拘縮や褥瘡といった二次障害から守るためにも大変重要です。「身体が傾いているからクッションをあてがう」のように、場当たり的に介入するのではなく、「座り」の課題を見つけ、その原因を分析し、原因を取り除くために介入したり、専門家につないだりすることが求められます。

   そこで今回のFine介護研究会では、「座り」の課題を抱えた在宅高齢者とその家族、看護師の体験談、理学療法士による講義を踏まえて、「座りケア」について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

※座りケアとは

療養者の「座り」を真ん中において、「姿勢と動作」(寝る⇔起きる⇔座る⇔移乗する⇔立つ⇔歩くなど)を(適切に)ケアすること

【参考図書】間違いだらけの車いす選び

 冊子:間違いだらけの車いす選び

【参加費】無料

【申込み】こちらより申込みください.

【主催】Fine介護研究会

【問合せ】

下記宛Eメールでお願いします(「あっと」を@に変えてください)

Fine介護研究会事務局:infoあっとfinekaigo.jp

【チラシ】

第46回Fine介護研究会9月 2025.8.18(表).jpg  第46回Fine介護研究会9月 2025.8.18(裏).jpg

ダウンロード(PDF)はこちらより

2025/08/01 09:00

(終了)自立を助ける『座りケア』で安・楽・満

自立を助ける『座りケア』で安・楽・満

賛助会員の 株式会社モリトー 様と無料セミナーを開催します!

 

自立を助ける『座りケア』で安・楽・満

高齢者施設における姿勢と動作のアセスメントとケア

 

日時:令和7年8月6日(水)

         ①13:00〜14:30  ②15:30-17:00 (①②は同じ内容です)

         60分程度の講座+講師による相談会

会場:株式会社モリトー 東京有明ショールーム

         東京都江東区有明3-5-7 TOC有明イーストタワー 9階2号室

講師:福祉用具活用相談センター/歩きと座りの相談室  吉川 和徳(理学療法士)

概要:

東京ビッグサイトで開催される 第2回 CareTEX東京’25【夏】 に合わせて,ビッグサイト至近の会場でセミナーを開催します.

『座りケア』について,実技を交えてわかりやすく解説します.

 

※座りケア

お客様の「座り」を真ん中において,

「姿勢と動作」(寝る⇔起きる⇔座る⇔移乗する⇔立つ⇔歩くなど)を(適切に)ケアすること

 

参加無料,申込み不要です.皆様のご来場をお待ちしております.

 

チラシのダウンロードはこちらより

2025/05/09 09:00

(終了)【シーティング入門】(PT・OT・ST対象)(第9回)

【シーティング入門】(PT・OT・ST対象)(第9回)

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「シーティング」で診療/介護報酬を算定するために必要となる,体幹機能や座位保持機能評価の具体的手法と,シーティング関連機器の選定及び適合調整に必要となる,車いすやクッション等に関する基礎知識を習得することを目的とした,初学者向けの実技や実演を中心としたセミナーです(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の有資格者が対象).

 

これまで8回にわたってオンラインで開催し,200名以上の方々に受講いただきましたが,今年度より対面(現地開催)で実施することとなりました.オンラインでは実現できなかった,体幹機能や座位保持機能評価の実技,車いすやクッション等に実際に触れながらの調整体験,スライディングボードやリフト(吊り具)の体験などを講師2名体制で行います.

 

参加申込みはこちらから

 

【テーマ】シーティング入門  ―体幹機能/座位保持機能評価から駆動・移乗の適合まで―

【日   時】 令和7年7月12日(土)10時50分(10時30分開場)~7月13日(日)15時30分(閉会)

【会   場】 株式会社ランダルコーポレーション本社2階 展示室

                埼玉県朝霞市西原1-7-1(JR武蔵野線北朝霞駅,東武東上線朝霞台駅徒歩4分)

                ※会場至近の宿泊施設  スマイルホテル北朝霞   東横INN北朝霞駅西口

                  (各自でご予約ください)

【対   象】 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士(有資格者)

【内   容】 「体幹機能・座位保持機能評価の実際」「調整機能付車椅子の基本構造と調整方法」

                「クッションや付属品の基本構造と調整方法」「評価から選定,調整の実際」

                「移乗様式及び移乗補助用具の選定と適合」「シーティング関連機器の展示会」

                 (第8回まで(オンライン開催)と概ね同じ内容について,対面での講義及び実技・実演形式で行います)

【講   師】 (一社)福祉用具活用相談センター理事長 吉川和徳(理学療法士)

                障害者支援施設 宮城県船形の郷 リハビリテーション支援部 部長 大場薫(作業療法士)

                (前・宮城県介護研修センター 所長)

【主   催】 一般社団法人 福祉用具活用相談センター

【参加費】 7,000円(超早割5/31まで)8,500円(早割6/30まで)10,000円(7/1以降)

               (テキスト「間違いだらけの車いす選び」代金(550円)を含む)

【定   員】 20名(先着順,定員になり次第締め切ります)

  

【企画趣旨】

   厚生労働省から「『シーティング』で疾患別リハビリテーション料の算定が可能」である旨の疑義解釈通知が発出され,疾患別リハビリテーションの提供時間内に,「シーティング」を実践することが可能となりました.また,令和3年度からは訪問/通所,介護老人保健施設等でのリハビリテーション(介護報酬)でも同様に算定できることになりました.

   一方で,算定条件である「患者の体幹機能や座位保持機能の評価」の具体的手法がわからなかったり,「クッションや付属品の選定や調整」のための商品知識が乏しかったりすることで,「シーティング」に興味や関心は高いものの,その取り組みが進んでいるとは言えない状況にあります.

   そこで,初学者向けにリハ専門職に求められる評価の具体的手法,車椅子等の選定及び適合調整に必要な基礎知識を習得するためのセミナー「シーティング入門」を開催することとしました.

 ※令和6年度から,障害者総合支援法による補装具費支給制度(車椅子/電動車椅子)でも「座位姿勢の評価」を行うことが定められました!

  

※過去の参加者アンケート結果(オンライン開催)をご確認ください.

 

第8回の参加者アンケート結果

第7回の参加者アンケート結果

第6回の参加者アンケート結果

第5回の参加者アンケート結果

第4回の参加者アンケート結果

 

参加申込みはこちらから

 

プログラム】

●時間配分や内容は変更となる場合があります.

●講義内容の撮影/録画/録音/SNS等での公開はお断りいたします.

 

令和7年7月12日(土)

●10時30分  受付開始

●10時50分  開会 主催者あいさつ,オリエンテーション

●11時00分から12時00分  講義①【体幹機能・座位保持機能評価の実際①】

    体幹機能や座位保持機能について,根拠に基づく評価方法を解説します.

 

●12時00分から13時30分  昼食休憩と体験展示会【シーティング関連機器の展示と体験】

   シーティング関連機器の展示・体験,実演を行います. 

 

●13時30分から14時30分  講義②【体幹機能・座位保持機能評価の実際②】

    体幹機能や座位保持機能について,根拠に基づく評価方法の実技を行います.

●14時40分から15時40分  講義③【調整機能付車椅子の基本構造と調整方法

    調整機能付車椅子の分解や調整の実演・体験を通じて,基本構造と調整方法を理解します.また,ティルト・リクライニング車椅子の構造や使用方法について学びます.

●15時50分から16時50分  講義④【クッションや付属品の基本構造と調整方法

    クッションや付属品の分解や調整の実演・体験を通じて,基本構造と調整方法を理解します.

●16時50分から17時20分 【まとめと全体質疑】

●18時から 【懇親会】(自由参加)

    講師を囲んで情報交換!悩みを分かち合い,学びを深めましょう

 

令和7年7月13日(日)

●08時45分開場

●09時00分から10時00分  講義⑤【移乗様式及び移乗補助用具の選定と適合①】

●10時10分から11時10分  講義⑥【移乗様式及び移乗補助用具の選定と適合②】

   実演・体験を通じて,対象者と介助者の能力に見合った立位/座位/持ち上げ(リフト)移乗の選択と,リフト等の移乗補助用具の適合について理解します.また,「職場における腰痛予防対策指針」(厚労省)を踏まえた,労災(腰痛)防止と移乗(介助)との関係についても解説します.

 

●11時10分から12時40分  昼食休憩と体験展示会【シーティング関連機器の展示と体験】

   シーティング関連機器の展示・体験,実演を行います.

 

●12時40分から13時40分  講義⑦【評価から選定,調整の実際①

●13時50分から14時50分  講義⑧【評価から選定,調整の実際②

    症例検討や実演・体験を通じて,体幹機能評価・座位保持機能評価による根拠に基づく,シーティング関連機器の選定と調整の一連の流れについて理解を深めます.

 ●14時50分から15時20分 【まとめと全体質疑,討議】

   ノウハウや機器がなくても「シーティング」に取り組めるシステムについて紹介し,明日からの臨床で実践できる方策を具体的に説明します.

 ●15時30分 閉会

 

参加申込みはこちらから

 

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お問合せはこちらよりお願いいたします.

2024/11/08 15:22

(終了)見直しませんか「座りケア」

見直しませんか「座りケア」

 

日本在宅看護学会第14回学術集会 交流集会1

 

テーマ:「見直しませんか『座りケア』」

                ―在宅看護における座位姿勢と移乗動作のアセスメント―

 

日時:令和6年11月16日(土)13:20〜14:20

会場:クロス・ウェーブ船橋 中研修室B211(D会場)

 

趣旨:

一社)日本在宅看護学会理事長で,聖路加国際大学大学院教授の山田雅子先生に,ご自身が体験された専門相談について,家族/(訪問)看護師の立場からお話いただきます.

さらに,専門相談を担当した一社)福祉用具活用相談センター理事長の吉川和徳(理学療法士)が解説を加え,皆様との意見交換/交流ができればと考えております.

また,座位姿勢(シーティング)と移乗動作(リフト移乗や座位移乗))に関する体験,相談会も行います(企業展示コーナーにて対応いたします)

皆様のご来場をお待ちしております.

 

〇山田雅子先生に体験談を寄稿いただきました 「間違いだらけの車いす選び」

 

 

2024/05/22 09:00

(終了)【無料】 抱え上げない介護とシーティング(体験展示/相談/研修会)

【無料】 抱え上げない介護とシーティング(体験展示/相談/研修会)

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【テーマ】抱え上げない介護とシーティング

                   ―本人と介護者の負担軽減―

 

【日   時】 令和6年7月3日(水)10時00分から16時00分まで(出入り自由)

 

【会   場】 北とぴあ(東京都北区王子1丁目11−1)地下1階展示ホール

 

【対   象】 どなたでもご参加いただけます(申込み不要)

    車いす使用者/家族,生活相談員/介護(相談)支援専門員,看護/介護/リハビリ職員,介護施設等の経営/管理者,福祉用具関連事業者,その他興味のある方

 

【参加費】 無料

 

【プログラム】 下記いずれも同じ会場内で行います

 

  ≪体験展示会≫(体験展示品の詳細)

     ①ベッド,移乗用リフトと吊り具,スライディングシート(摩擦軽減用具)など

     ②シーティング対応(調整機能付)車いす,座面/背面クッションなど

 

  ≪講師による相談会≫(30分程度,事前予約の方を優先します)

     ①介護施設等の管理者/職員様対象

         移乗用リフトやシーティング対応車いすなどの導入や個別事例について

     ②車いす使用者/ご家族様対象

        「座る力」と車いすに関すること

 

  ≪研修会≫(資料配布は事前申込者のみ,座席は事前申込者優先)

     講師:一社)福祉用具活用相談センター  理事長  吉川 和徳(理学療法士)

     ①10:30-11:30  移乗動作のアセスメントと移乗用リフト等の選び方,使い方

     ②13:30-14:30  座位姿勢のアセスメントと車いすやクッションの選び方,使い方

   

【主   催】 一般社団法人 福祉用具活用相談センター

 

【後   援】 公益財団法人 テクノエイド協会  ※後援名義使用について(回答)

 

 

◎参考図書:間違いだらけの車いす選び

 

    冊子:間違いだらけの車いす選び

    

【企画趣旨】

 

   「リフト等の介護機器等導入による腰痛予防対策や生産性向上」に向けた取り組みを検討している事業所も多いと思いますが,「リフト等を活用した移乗介助の具体的手法」に関する教育については,必ずしも十分とは言えず,これらの導入の障壁となっています.

   さらに在宅介護では,「身体や住宅の状況に合わせてリフト等を適切に活用する」ことを知らなかったり,どこに相談すればよいかわからなかったりすることもあって,ご家族の移乗介助負担の課題から,やむを得ずベッド上で食事や排泄を済ませてしまうということもあると思います.

 

   また,車いすはメガネや義肢装具と同じ補装具であり,視力を検査して視力に合ったメガネを活用するのと同様に,「座る力」(=体幹機能や座位保持機能)を検査して,「座る力」に合った車いすを活用していく必要があります.

   「座る力」を検査せずに,デザインや機能から車いすを選んだり,施設備品の車いすを使ったりすることは,ずり落ちや傾きなどの不適切座位を招き,姿勢を治すための介護負担の増加,腰やお尻の痛み,褥瘡(床ずれ)や拘縮/変形などの二次障害にもつながります.

 

   そこで今回,移乗動作と座位姿勢に関する課題解決を目的に,「抱え上げない介護とシーティング」をテーマにした,体験展示/相談/研修会を開催することといたしました.

 

体験展示会チラシ.jpg

 

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