第46回Fine介護研究会
自立を助ける「座りケア」 ―うまい具合の「座り」の見極め―
【日時】令和7年9月24日(水)18:30〜20:00
【会場】オンライン(Zoom会議システム)
【講師】
一般社団法人 福祉用具活用センター理事長、歩きと座りの相談室アドバイザー。東京都板橋区職員、「ふつうのくらし研究所」開設(2016年株式会社化)、NPO法人日本シーティング・コンサルタント協会設立を経て、2017年より現職。日本社会事業大学大学院博士前期課程修了、修士(社会福祉学)。
聖路加国際大学大学院教授、看護リカレント教育部長。聖路加国際病院、セコム在宅医療システム㈱、セコメディック病院、厚生労働省を経て、2007年より現職。一般社団法人日本在宅看護学会理事長。聖路加看護大学大学院博士前期課程修了、修士(看護学)。
【概要】
「お尻や腰の痛みを訴え、辛そうにしている」
「身体が傾いたり、ずり落ちてきたりする」
「車いすへの移乗動作(介助)が大変(介助者の腰痛)」
起き上がることができる療養者は、活動時間の多くを座って過ごしています。また廃用防止のために「できるだけ座っていましょう」と家族や支援者が働きかけることもしばしばみられます。「座り」は身近なことである一方、上記のような課題にもよく遭遇します。
「座り」を適切にケアすることは、療養者の「活動と参加」を保障し、拘縮や褥瘡といった二次障害から守るためにも大変重要です。「身体が傾いているからクッションをあてがう」のように、場当たり的に介入するのではなく、「座り」の課題を見つけ、その原因を分析し、原因を取り除くために介入したり、専門家につないだりすることが求められます。
そこで今回のFine介護研究会では、「座り」の課題を抱えた在宅高齢者とその家族、看護師の体験談、理学療法士による講義を踏まえて、「座りケア」について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
※座りケアとは
療養者の「座り」を真ん中において、「姿勢と動作」(寝る⇔起きる⇔座る⇔移乗する⇔立つ⇔歩くなど)を(適切に)ケアすること
【参考図書】間違いだらけの車いす選び
【参加費】無料
【申込み】こちらより申込みください.
【主催】Fine介護研究会
【問合せ】
下記宛Eメールでお願いします(「あっと」を@に変えてください)
Fine介護研究会事務局:infoあっとfinekaigo.jp
【チラシ】