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【テーマ】抱え上げない介護とシーティング
―本人と介護者の負担軽減―
【日 時】 令和6年7月3日(水)10時00分から16時00分まで(出入り自由)
【会 場】 北とぴあ(東京都北区王子1丁目11−1)地下1階展示ホール
【対 象】 どなたでもご参加いただけます(申込み不要)
車いす使用者/家族,生活相談員/介護(相談)支援専門員,看護/介護/リハビリ職員,介護施設等の経営/管理者,福祉用具関連事業者,その他興味のある方
【参加費】 無料
【プログラム】 下記いずれも同じ会場内で行います
≪体験展示会≫(体験展示品の詳細)
①ベッド,移乗用リフトと吊り具,スライディングシート(摩擦軽減用具)など
②シーティング対応(調整機能付)車いす,座面/背面クッションなど
≪講師による相談会≫(30分程度,事前予約の方を優先します)
①介護施設等の管理者/職員様対象
移乗用リフトやシーティング対応車いすなどの導入や個別事例について
②車いす使用者/ご家族様対象
「座る力」と車いすに関すること
≪研修会≫(資料配布は事前申込者のみ,座席は事前申込者優先)
講師:一社)福祉用具活用相談センター 理事長 吉川 和徳(理学療法士)
①10:30-11:30 移乗動作のアセスメントと移乗用リフト等の選び方,使い方
②13:30-14:30 座位姿勢のアセスメントと車いすやクッションの選び方,使い方
【主 催】 一般社団法人 福祉用具活用相談センター
【後 援】 公益財団法人 テクノエイド協会 ※後援名義使用について(回答)
【企画趣旨】
「リフト等の介護機器等導入による腰痛予防対策や生産性向上」に向けた取り組みを検討している事業所も多いと思いますが,「リフト等を活用した移乗介助の具体的手法」に関する教育については,必ずしも十分とは言えず,これらの導入の障壁となっています.
さらに在宅介護では,「身体や住宅の状況に合わせてリフト等を適切に活用する」ことを知らなかったり,どこに相談すればよいかわからなかったりすることもあって,ご家族の移乗介助負担の課題から,やむを得ずベッド上で食事や排泄を済ませてしまうということもあると思います.
また,車いすはメガネや義肢装具と同じ補装具であり,視力を検査して視力に合ったメガネを活用するのと同様に,「座る力」(=体幹機能や座位保持機能)を検査して,「座る力」に合った車いすを活用していく必要があります.
「座る力」を検査せずに,デザインや機能から車いすを選んだり,施設備品の車いすを使ったりすることは,ずり落ちや傾きなどの不適切座位を招き,姿勢を治すための介護負担の増加,腰やお尻の痛み,褥瘡(床ずれ)や拘縮/変形などの二次障害にもつながります.
そこで今回,移乗動作と座位姿勢に関する課題解決を目的に,「抱え上げない介護とシーティング」をテーマにした,体験展示/相談/研修会を開催することといたしました.