2025年度 伊那中央病院 褥瘡対策研修会
テーマ:褥瘡を防ぐ「座りケア」
―うまい具合の「座り」の見極め―
日時:①令和7年12月5日(金)17:30〜19:00(講義)(受付開始17:00)
②12月6日(土)09:00~12:20(講義・演習)(受付開始08:30)
会場:伊那中央病院 ①北棟2階講堂 ②南棟2階講義室
(①②いずれかのみの参加も可能です)
講師:吉川 和徳(理学療法士)
一社)福祉用具活用相談センター理事長,歩きと座りの相談室アドバイザー.東京都板橋区職員,「ふつうのくらし研究所」開設(2016年株式会社化),NPO法人日本シーティング・コンサルタント協会設立を経て,2017年より現職.日本社会事業大学大学院博士前期課程修了,修士(社会福祉学).
趣旨:
「座り」を適切にケアすることは,療養者の「活動と参加」を保障し,褥瘡などの二次障害を防ぐために大変重要です.「身体が傾いているからクッションをあてがう」のように,場当たり的に介入するのではなく,「座り」の課題を見つけ,その原因を分析し,原因を取り除くために介入したり,専門家につないだりすることが求められます.
そこで今回の研修会では,「座り」の課題を早期に見つけるために「正常」「異常」とは何か,見つけた課題を分析し,原因を特定するためには何を見極めればよいか,「座りケア」の大切さを提唱している理学療法士の講義と演習を踏まえて,一緒に考えてみたいと思います.
演習では,「座りケア」に必要となる福祉用具の実演展示と体験を行います.
皆様のご来場をお待ちしております.
※座りケアとは
療養者の「座り」を真ん中において、「姿勢と動作」(寝る⇔起きる⇔座る⇔移乗する⇔立つ⇔歩くなど)を(適切に)ケアすること
定員:50名(①②いずれかのみの参加も可能です)
対象:医療職・介護職・福祉職
参加費:無料
問合せ:伊那中央病院 褥瘡対策委員会事務局 馬場 TEL:0265-72-3121
※参考図書 「間違いだらけの車いす選び」



