第15回日本在宅看護学会学術集会 交流集会3
テーマ:「ナースのための座りケア」
―うまい具合の「座り」の見極め―
日時:令和7年11月29日(土)13:30〜14:30
会場:ウインクあいち 10階 1005(第5会場)
聖路加国際大学大学院教授,看護リカレント教育部部長.聖路加国際病院,セコム在宅医療システム㈱,セコメディック病院,厚生労働省を経て,2007年より現職.一社)日本在宅看護学会理事長.聖路加看護大学大学院博士前期課程修了,修士(看護学).
講師:吉川 和徳(理学療法士)
一社)福祉用具活用相談センター理事長,歩きと座りの相談室アドバイザー.東京都板橋区職員,「ふつうのくらし研究所」開設(2016年株式会社化),NPO法人日本シーティング・コンサルタント協会設立を経て,2017年より現職.日本社会事業大学大学院博士前期課程修了,修士(社会福祉学).
趣旨:
在宅看護において「座り」を適切にケアすることは,療養者の「活動と参加」を保障し,褥瘡などの二次障害を防ぐために大変重要です.「身体が傾いているからクッションをあてがう」のように,場当たり的に介入するのではなく,「座り」の課題を見つけ,その原因を分析し,原因を取り除くために介入したり,専門家につないだりすることが求められます.
そこで今回の交流集会では,「座り」の課題を早期に見つけるために看護師が知っておくべき「正常」「異常」とは何か,見つけた課題を分析し,原因を特定するためには何を見極めればよいか,看護師による「座りケア」の大切さを提唱している理学療法士の講義を踏まえて,一緒に考えてみたいと思います.
学会企業展示会場では,「座りケア」に必要となる福祉用具の体験展示と講師による相談会を行います.
皆様のご来場をお待ちしております.
※座長の山田雅子先生に体験談を寄稿いただきました




