多くの方の受講ありがとうございました.
H30.1.20シーティングセミナーちらし.pdf (0.4MB)
【日時】 平成30年1月20日(土)13:30から17:30(受付開始13:00)
【会場】 彰栄リハビリテーション専門学校 (東京都板橋区板橋1-42-15)
【講師】 (一社)福祉用具活用相談センター理事長 吉川和徳(理学療法士)
【定員】 30名(先着順,お早めにお申込みください)
【対象】 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士
【参加費】 3,000円
【主催】 (一社)福祉用具活用相談センター
【概要】
厚生労働省より,「『シーティング』で疾患別リハビリテーション料の算定が可能」である旨の疑義解釈通知が発出され,疾患別リハビリテーションの提供時間内に,「シーティング」を実践することが可能となりました.
また,同通知でシーティングとは,「車椅子上での姿勢保持が困難なため,食事摂取等の日常生活動作の能力の低下をきたした患者に対し,理学療法士等が,車椅子や座位保持装置上の適切な姿勢保持や褥瘡予防のため,患者の体幹機能や座位保持機能を評価した上で体圧分散やサポートのためのクッションや付属品の選定や調整を行うこと」と定義され,実際にどのようなことを行うかも示されております.
上記を受けた緊急企画として,先般「疾患別リハ料の算定とシーティング」セミナーを開催したところ,定員を超える多くの方にお申込みいただきましたので,内容を一層充実して,セミナーを開催することとしました.
【プログラム】
13時00分 受付,シーティング機器見学・体験
13時25分 挨拶・事務連絡
●13時30分から15時00分 講義①【根拠に基づく,体幹機能・座位保持機能評価】
座学及び実技のデモンストレーションを通じて,体幹機能や座位保持機能について,根拠に基づく評価方法を解説します.
●15時00分から15時30分 休憩【賛助会員によるシーティング機器の展示・体験】
体幹機能・座位保持機能評価の体験,シーティング機器の見学・体験,シーティング・コンサルタントによる事例相談
●15時30分から17時00分 講義②【具体的症例をイメージした評価や選定,調整の実際】
具体的な症例をイメージした,体幹機能評価・座位保持機能評価の結果(エビデンス)に基づく,シーティング機器の選定と調整のデモンストレーションを通じて,治療技術としての「シーティング」について理解を深めます.
●17時00分から17時30分 【ノウハウや道具がない場合の具体的対応】【まとめと全体質疑】
「評価の概要は理解できたけど,明日からすぐに実践できるか自信がない」
「勤務先の病院にはシーティング機器がないので結局何もできない」
上記のように「セミナーは勉強になったけど臨床では対応できない」ということを多々経験してまいりましたので,今回のセミナーでは,ノウハウや道具がなくても「シーティング」に取り組むことができるシステムについて紹介し,明日からの臨床で実践できる方策を具体的に検討します.
H30.1.20シーティングセミナーちらし.pdf (0.4MB)