お尻や腰が痛い,褥瘡(じょくそう)が治らない
(ポジショニングや褥瘡について)
①マヒの状態や筋緊張,関節可動域の見極め
関節が動く範囲や筋肉の突っ張り具合などを確かめ,
痛みや褥瘡の原因,突っ張りを緩められる安楽肢位を見極めます.
②圧力分布測定(褥瘡の原因(リスク)分析)
仙骨/尾骨/座骨,踵,大転子部など,褥瘡リスクが高い部位の圧力/ずれ力を確かめます.
必要に応じて圧力分布測定器を用いて,圧力を可視化(見える化)して確認します.
③安楽肢位の保持と褥瘡(予防)に関する助言
安楽肢位を保持するための専用クッションやマットレスなどを提案し,
それらを活用した安楽肢位の保持と褥瘡(予防)ケアについて説明します.
本人・介助者双方にとって負担の少ない体位変換や介助方法について助言します.